夫婦のコミュニケーションツール紹介 -slack・Todoアプリ他-

こんにちは。

現在育休中で一児の母です。

結婚や出産を機にさまざまなツールを取り入れて、育児や夫婦間コミュニケーションが割とうまくいっている気がするのでご紹介します。

導入にあたって

私は仕事でSlackなど各種ツールを使っているせいか私生活にも活かしたいという気持ちがあり、夫はそれに付き合ってくれるタイプの人で、新しいツールを試してみたいと提案すると比較的前向きに考えてくれます。

ですが普通の家庭ではなかなかそうはいかないのが現状かなと思います。「めんどくさい」と一蹴されたり、そもそも導入自体のハードルが高いかもしれません。。 私は提案材料として最低限以下のことを事前に調べてから夫に説明し、承諾してもらうようにしています。

事前にチェックしていること

チェック項目 チェック箇所
日本語対応の有無 英語のみの場合でも使えそうかどうか
有料/無料 有料プランがある場合は無料プランで事足りるか
メリット/デリット デメリットもチェックして自分たちの生活にマッチしそうかどうか
導入事例 使用感をイメージ

時間をかけてアカウントを作ったのに英語だらけで全くわからなかったり、途中で課金が必要になったり、致命的なデメリットがあったりしたらせっかくの労力が水の泡なので、この辺は入念にチェックします。

ツール紹介

それぞれどのような用途で使っていて、メリットがあるのかご紹介していきます。 各種導入方法や細かい使い方は省略します。興味があれば調べてみてください。

コミュニケーション用

Slack

IT企業ならほぼ導入しているチャットツールです。チャットツールというとLINEが主流ですがLINEと異なるのはチャンネル分け(LINEで言うところのグループ作成)をして使う点です。

夫婦間で使う場合メンバーは2人なので、なぜチャンネル分けをする必要があるのかと思うかもしれませんが、日常会話の代用と考えると良さがわかるかもしれません。

1つのチャンネルで会話するということは、例えば育児の話をしている途中に「今日は何時に帰ってくるの?」「夕飯は○○でいいかな?」「今度の休みにさ...」といったちょっとしたスケジュール確認や雑談を五月雨式に相手に投げることになります。それを受け取った相手はどう感じるでしょう。回答がめんどうになったり、未回答の質問がわからなくなったり、夕飯の話に脱線して最初の育児の話に戻れなくなることもあるでしょう。

Slackのチャンネル分けをするということはカテゴリ分けをして会話ができ、あとで見返したときにもそれぞれの会話の流れがわかりやすいというのが最大のメリットです。 ちなみに我が家で使っている主なチャンネルは以下のような感じです。

  • 連絡事項
  • 雑談
  • スケジュール
  • ご飯
  • マネー
  • 育児
  • 掃除_洗濯
  • 買い物

現在は「雑談」チャンネルが一番アクティブだったりします。面白い記事や小ネタなどを共有して帰宅後にその話でまた盛り上がったりもします。

デメリット

無料プランで使っているので直近の1万メッセージ以外は検索や閲覧対象外になりますが、記録的に残したいやりとりというよりは日常会話をSlack上でやっているイメージなので今のところ問題ありません。

また不具合なのかたまにですが通知が来ないことがあります。仕事用ではそんなことはないので無料プランのせいなのでしょうか。。

LINE

普通にLINEも使います。主に通話ですが急用で既読確認をしたい場合などはこちらが確実です。 ただSlackを導入してからはほとんどメッセージのやりとりはなくなりました(笑)

スケジュール管理

Googleカレンダー

お互いの予定をそれぞれGoogleカレンダーで共有しています。Googleのファミリー設定をしているので家族の予定は別途登録していて、「私の予定」「夫の予定」「家族の予定」の3つに色分け表示されて見やすいです。

我が家は夫の休みが土日でないことが多いのでいちいち予定を聞かなくて済むのはだいぶ楽です。そしてスケジュール共有不足による喧嘩やストレスがほとんど無いのでとてもオススメです。

買い物リスト管理

Microsoft To Doアプリ

一般的な夫婦は生活用品や食材の買い物リストの共有ってどうしてるんでしょうか。 いちいち確認するのは面倒すぎるのでアプリで買い物リストに追加しておいて、買える方がまとめて購入するという感じです。家にいても外出していても思いついた時にリストに書き込むだけでいいので買い忘れがなくて済みます。

買い物リストがメインですが、結婚や妊娠・出産した際は事務手続きなどのTodoリストを作って共有していました。

育児用

ぴよログアプリ

出産後に夫が育休を取得してくれたこともあり、ありがたいことに夫は90%以上の育児ができる状態です。その手助けとなったのがリアルタイムに共有ができる育児記録アプリの「ぴよログ」です。

おむつを替えたとかミルクをあげたとかをお互いに記録していちいち確認しなくても次のミルク時間の目安がわかるので、育児のバトンタッチがとてもスムーズにできます。

記録したものをPDF化できたり、有料ですが製本もできるのでいずれ形にして残そうと思っています。

みてねアプリ

子どもの成長を家族間で共有できるアプリです。節目でアルバムを作って実家に送ったりもしています。 コロナもあって私の両親にはまだ会わせられていないのですが、このアプリで子供の日々の成長を見せられているのは救いです。

その他

Googleスプレッドシート

Google版エクセルです。表が向いているような共有事項がある際にシートを共有してちょこちょこ活用しています。

  • 結婚/出産祝いの金額や内祝い品の管理
  • 年賀状用の住所リスト

Googleフォト

誕生日や旅行のアルバムを作る際に共有アルバムを使っています。 無制限アップロードできていたのが2021年6月から容量制限がかかるのでGoogleフォト自体どうしようかと思っているところですがw

Evernote

メモツールとして旅行計画などをノート共有して使っていましたが、最近は私が「Notion」に移行したこともあって今後は旅行などの機会があればそちらを使うかもしれません。

Nature Remo

いわゆるスマート赤外線リモコンで家電をスマホから操作できます。 我が家ではリビングのエアコンとテレビ用に使っていて、スマホを持っていればお互いにどこからでも(外からでも)操作できるので重宝しています。

子育てをしていると授乳中や手が離せない場面が多いので、ちょっとエアコンの温度を調整したり、朝目覚めて寝室からリビングのエアコンをつけて部屋を温めておけるのはかなり良いです。

Spotify

共有とはちょっと違いますが...お互い音楽をよく聞くのでストリーミングサービスを家族プランで利用しています。「Family Mix」(家族がよく聴く音楽を組み合わせて作るプレイリスト)は使ってないですが、家族間で共有したい場合はいいかもしれません。

まとめ

導入が簡単なものもあれば、少しハードルの高いツールもあると思うので、自分にあったものを比較検討してみるのがいいかと思います。

夫婦間で共有することの一番のメリットはいちいち確認しなくてもいいということですね。仕事と同じで無駄な口頭確認に時間を割かずに、ツールを活用することによって夫婦の貴重な時間をもっと大事な会話や子どもとの時間に費やせていると思います。